筋トレ・ウェイトトレーニングをすると成長が止まる!?身長が伸びなくなる!?*科学的根拠あり




特に10代など若い方でウェイトトレーニングをやっている方は、それによって身長が伸びなくなってしまうのでは?と心配になりますよね。


また、噂としてもウェイトトレーニングは身長を縮めるなど、よく聞くと思います。


実際はどうなのでしょうか?


結論から言えば、その可能性は極めて低いという事です。



では実際にその根拠などを科学的な証拠とともに見ていきましょう。






今回これを検証するうえで、Jeff Nippardさんのこちらの動画を参照していこうと思います。


Jeff Nippardはボディビルダーであり、スポーツ医学などにも精通しています。


なぜそのような噂があるのか




これは恐らくウェイトリフティングのように重いものを持ったりすると骨に対して極度に負荷がかかり、結果縮まってしまうのではないか、というイメージからでしょう。


動画内では、1964年当時の日本において重労働を課せられていた子供たちの身長が総じて低い傾向にある、ということがこの噂の発端の一つであったと伝えられています。


しかしその事実に関しては、そのような状況下にあった子供たちは同時に栄養不足でもあり、重労働=低身長と結びつける事はできないとしています。




科学的観点からみるとどうか



動画内において彼が参照している文献が、

“Position statement on youth resistance training: the 2014 International Consensus “


というものです。


(*ググっていただければ英語全文が見つかると思います)



これはどうやら2014年に発表された、青少年のウェイトトレーニングに関する声明・指針のようなものだそうです。



この文書自体はNSCAをはじめとした多くの有力なアメリカの機関などによって科学的裏付けをされており、とても信ぴょう性のあるもとなっています。



科学的な言葉などありやや難しく書かれておりますが、この文書において一番重要な点は、


“Fears that resistance training would injure the growth plates of youths are not supported by scientific reports or clinical observations, which indicate that mechanical stress placed on the developing growth plates from resistance exercise, or high strain eliciting sports such as gymnastics or weightlifting, may be beneficial for bone formation and growth.”

出典: Position statement on youth resistance training: the 2014 International Consensus





この文自体が全体のほんの一部に過ぎないのですが、この文を簡潔にまとめると




“トレーニングによる負荷が骨へダメージを与えるという実験的または試験的根拠は全くない。それどころか骨を形成していくうえでそれらの負荷は有益になるかもしれない。”


ということです。


つまり、ウェイトトレーニングは骨へダメージを与えるというイメージだけが先行していますが、実際にそれを裏付ける科学的根拠は一切ないという事です。


逆にそれどころか、それらの骨に対する負荷は骨密度を形成するうえで重要な役割を果たすということです。


骨への負荷と骨密度の形成の関連性についてはかなり科学的裏付けのあるものとなっているようです。




まとめ



一般的にウェイトトレーニング=身長を縮めるというイメージが多いですが、実際はそれどころかむしろ骨の成長に効果的だ、という事ですね。



もちろん、無理な重量や過度なトレーニングなどを行ってけがをしてしまってはいけませんが、ある程度の常識の範囲内であれば、まったくもって身長に関しての心配は必要ないという事ですね。


余談ですが、有名なフィットネスモデルのDavid Laidは14歳の頃からウェイトトレーニングを始め、デッドリフト・スクワット・ベンチプレスを中心にトレーニングを行っていますが、6’2″(188cm)ありますね。






以上、ウェイトトレーニングと成長に関するまとめでした。